#首都バクー
こんにちは٩( ᐛ )و
8月26日
アゼルバイジャンの首都バクーに到着。ここに辿り着くまでに…パンク修理2回・リアブレーキの故障・リアキャリアのネジブッ飛びといい感じのスタートです。
イランの首都テヘランを出発し日数的には10日間、距離は…う〜ん!?マイペースに毎日少しづつ漕いだ結果、バクーまで来れました。楽しいことよりも辛いことの方が圧倒的に多いチャリ旅。でもチャリ旅でしか味わえない魅力があって、楽しいことも辛いことも全部含めて“財産”になるんだろうなって思いました。これからもしばらくチャリ旅を続けますが、とりあえずひとつの達成感を感じています。
アゼルバイジャンはオイルマネーで潤い、第2のドバイと呼ばれる国。日本にはあまり馴染みのない国ですが、豊富な石油を産出するカスピ海により経済成長真っ只中…らしいが…バクーに着くまでその片鱗は全く見えず…。前回の記事にも書きましたが、結局バクーの手前30kmぐらいまでずーーっと牧草地や下の写真のような荒野が続いていました。
maps.me地図の所々にVulcanoの文字。えっ!?火山!?
活火山かどうかは分かりませんが、こんな山肌見たことなかった…すごい。
自分が通ってきた南部の町はほとんどが農村か鉄工所で、牛・馬・羊の家畜飼育や、野菜はかぼちゃ・玉ねぎ・ぶどう・スイカを栽培している場所が大半でした。のどかな農村地帯という感じです。でも、完全に経済からは見放されているように感じました。首都バクーへ通じる主要道路でも片側一車線で、路面舗装もろくにされていません。アゼルバイジャン国内には今も80万人の難民がいるらしく、煌びやかな街がある一方で苦しい生活をしている人も多いようです。街から街まで結構距離があり、途中に商店もないので水がなくなった時の辛さ…もう経験したくないです。
公道を馬に乗って走るおじさんがいたり、羊の群れが道路を塞いで通れなかったり、3回犬に本気で追いかけられたり、辛かった中にも変な体験が何個かあったので良しとします。笑
はじめて外国人のチャリダーにも出会いました。フランス人のラミー。
約1日一緒に行動しましたが、見ていて勉強になるところがたくさんありました。人への対応の仕方・使った場所の清掃などの内面的部分…見習っていきたいと思います。
彼はフェリーでカザフスタンへ行くためアラートという街でお別れ。
こうした出会いにも感謝です。ありがとうございました。
首都バクーに行くには、向こうに見える小高い山をひとつ越えます。
「よっしゃ!あともう少し!」
山頂から見るバクーの街並みには驚きました。近代的な建物が多く立ち並び、 人も綺麗に着飾っておしゃれ。野宿続きで汚い僕にとっては場違いのようにも感じました。笑
数日バクーに滞在し、オイルマネーというものを感じようと思います。
国が変われば感じることや思うことがたくさんありますね…。またアゼルバイジャンを出るときにまとめようと思います。