#コソボで黄色い切符をもらいました
こんにちは٩( ᐛ )و
コソボのプリシュティナを出発し、次に向かうはモンテネグロのコトル。どうゆうルートで行くか悩んだ結果、南部の方をちょろっとしか通っていなかったアルバニアへ再入国することに。首都ティラナへは行かず、北部の方を通過しモンテネグロへ入国する予定です。
外務省のホームページには、アルバニア北部の山岳地帯は武器密輸等が行われているので注意してくださいと書いてありました。でも、現地の人に聞いたところ問題ないとのことだったので、行くことにしました。途中にはコソボの第2の都市プリズレンもあるので丁度いい!とりあえずプリズレン目指して出発!
平坦な道が多く快調に漕いでいるとタイヤに違和感が…がっつりとネジが刺さっていてパンクしていました…うわ〜めんどくさいな。そんなこと言っていると前に進めないので、さっさと治します。なんか不吉な日の予感やな…予感は的中し、実際にこの後不吉な出来事が起こるなんてこの時はまだ知りません☹️☹️
パンクも問題なく治り、いい感じにのどかな道を気持ちよく走る。
数時間走ったぐらいで二手に分かれる道が。看板には左に行けば目的地プリズレン、右に行けばペーヤと表記されていました。表記に従って左の道に進みます。今まで通ってきた道と何ら変わりない道…のはずが、30分ぐらい走ったところで後方から青い光とともにサイレンが。えっ!?警察…パトカーから降りてきた警察官は怒った表情をしており、こう言いました。
「ここはハイウェイだ。通報があったので飛んできた。」
「パスポートを出せ。日本は高速道路を自転車で走れるのか!パスポートは預かるから後日プリシュティナの警察署まで罰金を払いにきなさい。」
状況整理がうまくできず、ショックのあまり唖然としていました。途中、声をかけてくれた道路工事をしている人にプリズレンまでの道のりを聞き、教えてもらった道を進んでいました。そして、この警察官に出会う前に他の警察官にも出会っており、手を振ってファイトって言ってもらっていました。故意ではないことを必死に伝えるも、状況は変わらず。しばらくすると自転車を輸送するためのトラックが到着し、パトカーに乗るように促されます。全てを自分の責任と重く受け止め、乗り込みました。
一番近い街まで移動し、パトカーを降ります。意気消沈していると、さっきまでの怒っていた顔が嘘のような笑顔で警察官はこう言いました。
「おい、ニンジャ!付いて来い。」
「本当は罰金60ユーロだけど、ここで払えば30ユーロだ。」
連れて行かれたのは警察署ではなく、街の送金サービスセンターでした。しっかりと反省の念を込め、約4000円ほどの罰金を納めました。そして、警察官は「コソボの思い出だ。」と黄色い違反切符を渡してきました。今回はこれで許してやるから、ナイスな旅をしてくれと言ってくれました…。
いろいろと思いはありますが、知らなかったでは済まないので反省しています。以前より慎重に物事を精査するようになり、気をつけていたので今回の出来事はショックでした。以後、より気をつけていきたいと思います。
この4000円は宿代で削るしかありません。キャンプ!キャンプ!キャンプ!