#イランで感じたこと
今回、日本から遠く離れた中東の地「イラン」に10日間滞在した。
本当にたくさんの人が話しかけてくれ、優しくしてくれた。イランは人の優しさでできている国だと思う。はじめて訪れたこの国で、自分が体験し感じたことをまとめてみる。
フレンドリーで優しい
何度も言うように、本当にイラン人は優しい。このたくさんの優しさに出会えたことが、イランに来てよかったと思える最大のポイントである。
写真撮れてない人もたくさん…
本当に感謝しかない。
日本が好き
イランと日本の関係は、シルクロードを通じて昔から交流があり、思っている以上に濃密な関係があったと前にテレビで見た。奈良の正倉院にペルシャの白瑠璃椀が奉納されているらしい。そんなこともあってか、イラン人は日本が好きなように感じた。
日本の車・バイク・電化製品等はイランでも根強い人気があり、褒めてくれた。日本企業の世界に轟く活躍が嬉しく、そして誇らしかった。
あと、年配の方たちは自分が日本人だと伝えると「おしん」と言う。侍や忍者以上に聞く「おしん」というワードがおもしろかった。
でも、中国人は嫌いなようで、間違えてよくバカにされた。そこまでバカにしなくてもいいのになと思い、少し残念に感じた。実際に中国に行ってみると、いい人たくさんいるよって伝えたい。
核問題
イラン人が知っている日本の地名を順に言っていくと、東京→広島→長崎と必ず言った。日本は唯一の被爆国として、学校で教えられるらしい。余談だが、イランは教育水準が低く、教師という仕事はあまり重要ではないとも言っていた。
ウラン濃縮活動における、イランの核問題。イランの学校現場でどう教えられているかは分からないけど、知識としてみんな持っているんだなと感じた。
宗教
イラン人と話している中で、最も考えさせられたこと…それは宗教について。多くの日本人がどうかは分からないけど、僕は自分の宗教について深く考えたことがなかった。
Q.あなたの宗教は何?
A.仏教
こう答えるものの、仏教について詳しく知らないのが現状…。
イランはイスラムの厳しい規律がある国。お酒は飲めず、女性は気温に関係なく、顔と手以外の肌を隠し、頭にはヴェールを被る。他にも規律はあるが、こんなことからイランの事が嫌いと言う人も何人かいた。
こんな質問も何度かあった。宗教について深く考えてこなかったことを、どう捉えたらよいのか正直分からなかった。この先、自分の宗教とどのように向き合っていけばよいのか…親に聞こうと思う。
インターネット
他の国でも薄々感じていたことだが、SNSやコミュニケーションアプリを通じ、人は簡単に繋がれるということ。Instagram・Facebook・Twitterはもちろんのこと、海外ではWhatsAppというLINEと同じようなアプリが一般的で、仲良くなるとIDを聞いてくれる。インターネット社会の良いところだと思う。その反面、どこかに必ず闇が潜んでいる。これも併せて頭に入れておく必要があると思った。
今回のイランで感じたこと。
忘れないようにしたい。
ほんの一部しか行けなかったから、また今度は観光でシーラーズとかヤズドとか行けたらいいな。